冷え性男子大学生の留学記

アメリカでスペイン語の授業をとって良かったこと

 久しぶりの更新。まだ最低気温が氷点下の日もたまにあるけど、最高気温が15度くらいの日も少しずつ出てきました。春はすぐそこ。

暖かくなってきたのは嬉しいけど花粉のせいかまた鼻と喉の調子が悪くなってきた・・・。また大学の保健センターに行かないといけないかも。

明後日から春休みで、大学プログラムでコスタリカに行ってきます。周りがほとんどネイティヴで大変そうだけど、行ったら行ったで楽しそうだしコスタリカンファミリーにホームステイできるのがかなり珍しい機会なので精一杯活用してきます。結構高かったし。

 

基本的にこっちの大学では経済とスペイン語の授業ばっか取ってるんですが、スペイン語の授業は日本じゃなくてこっちでとって本当に良かったと思う点がいくつか。

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使うのは大学のオリジナル教材。今取ってるのは、こっちの学生が一般教養でとらないといけないレベルの一番上のレベル相当。以下良かったこと達。

 

①コミュニケーション重視

日本のスペイン語第二外国語の授業は、文法がメインでちょっとリーディングとライティングをやってそれで終了。こっちでは文法とか単語は全部宿題でやらされて、授業はほぼ全部スピーキングとリスニングのコミュニケーション系。そもそも言語を何に使うかにもよるけど、旅行に行ったときに使えるフレーズとかもかなり多いし実際に話せると楽しい。メキシコに行ったときも少し通じました。

 

②文法ごとじゃなく場面別で教えてくれる

授業にもよるかもしれないけど、前学期の授業や今取ってる授業は各セクションで場面や分野が設定されていて、それに関する会話や単語を勉強することになってます。旅行で使う単語や表現だったり、医学系の用語だったり、ある日は経済ビジネス系だったり。例えば医学系のセクションだったら捻挫、脱臼、吐き気など、日常生活で絶対使うはずなのに意外と英語で言えない人も多そうな単語がガンガン出てきてお役立ち度が高そうだったりしました。これが日本だったら文法をやってその練習問題をやって終わり、みたいなパターンが多いと思います。

 

アメリカ人が外国語を学ぶ様子が分かる

個人的にはこれが一番大きいと思ってます。我々は英語を学んでいて発音が悪いのとか結構気にしたりする人が多いけど、アメリカ人はネイティヴだから英語が上手いだけで、スペイン語を喋らせるとほとんどの人が発音が超絶悪い。けど奴らは全然気にしてない人が多い。周りをアメリカ人に囲まれて経済の授業を受けたりしてると英語で発言するのが憚られたりする場面も最初はありましたが、アメリカ人が外国語を学ぶ様子を見たことで「ああ、こいつらも外国語やってるときはこんなもんだよな」という至極当たり前のことを思い出すことができました。

 

自分の英語力はまだまだ足りてないという向上心と、それでもアメリカの大学でネイティヴが受けるような授業についていけているという自信と、両方持ち合わせるのが大事だと思うようになった・・・気がする。

 

たぶん次回はコスタリカ振り返り編。