冬休みキューバ旅行後編
無事インフルエンザ疑惑があった風邪も回復しましたが、アメリカ史上稀に見る寒波に襲われてます。気温が-25度で体感温度は-30度以下。寒すぎて休校という異常事態が起こりました。ただ今週末はだいぶ暖かくなるのでそれだけを希望に生きていきます。
さて、今回は前回に引き続きキューバ旅行の後編。
この日からキューバ東部の世界遺産の町、トリニダに向かいます。今日の朝ごはんは旦那さんが作ってくれました。
実がそのまま入ってるみたいな味がするパパイヤジュースが美味しい。あとは卵と野菜とパンが定番の組み合わせっぽいです。
バナナモドキチップス。若干柔らかめ。キューバで食べた全バナナチップスの中で一番美味しかった気がします。でもバナナチップス自体は美味しくないです。
朝ごはんを済ませたらタクシーでハバナのバスターミナルに向かい、そこからバスでトリニダに向かいます。
実はバスチケットがネット予約できなかった関係で当日ぶっつけで3枚チケットが残っているかチャレンジになってしまったのですが、無事発券できました。危ない危ない・・・。
トリニダまでは昼ご飯休憩を挟んで7時間くらい。音楽を聴いたりガイドブックを読んだりダウンロードしておいた映画を観たり皆思い思いの時間を過ごしてました。こういう場所でもインターネットが使えないキューバの環境は不便さを感じます・・・。
そんなこんなで夕方くらいにやっとトリニダに到着。
バスを降りるとカサやタクシーの客引きが怒涛の勢いで来ます。まだ宿を決めていなかったのでこの中から適当に選んで、多少無理やり値切って宿を決めました。
宿の説明を聞いていたら暗くなってしまったので、この日は夜ご飯を食べて終了。傘のオーナーに勧められたレストランに行きました。
アミューズみたいな感じで出てきたパンのソースが何か分からないけどめちゃくちゃ美味しい。
魚のフライ。アメリカではなかなか魚が食べられないのでメニューに肉と魚が並んでるとどうしても魚を頼みがちです。
好き嫌いが分かれる濃い目のプリン。個人的には好き。
全体的に満足感高めなレストランでした。カサのオーナーにオススメされるレストランは全体的にレベルが高めな印象です。
翌日もカサでの朝ごはんから。
パンにサンドイッチに卵にフルーツにお菓子にジュースにコーヒー。めちゃくちゃ量が多いし結構美味しかったです。キューバは朝から開いてるレストランが少なめなのでカサに泊まった場合はオーナーさんに作ってもらうのはグッドチョイスだと思います。
この日は町で色んな人が宣伝してる謎の馬ツアーに参加。サトウキビ畑だったりプランテーションの跡地を回ったりするやつ。本当は近くにある渓谷に行こうとしてたんですが、たぶんミスコミュニケーションでそっちには行けず。
最終目的地は滝壺で、浅くて水もきれいなので泳いでる人がいっぱいいました。
欧米人はこういう雰囲気の滝で泳ぐのがめっちゃ好きなイメージ。
馬上だったのであまり写真は撮れなかったけど途中の景色はめちゃくちゃキレイでした。ただ馬の座る部分が固いのと馬が走るときに尻がすごい勢いで当たるので、ツアー終了時に尻が痛くなりました。あと姿勢をキープするための背筋が超筋肉痛。
その後はいつもの街歩き。
コロニアル調でハバナともまた少し違った雰囲気。どこか懐かしい感じ。や、キューバは全体的に懐かしい感じがするんだけども。
ツアーの後でお腹が空きまくっていたので中途半端な時間だけどご飯。
マルタとかいう謎の飲み物を好奇心で頼んでしまいました。日本のカンロ飴をそのまま液体にしたみたいな味。あ、炭酸です。
味付きライス、バナナモドキチップス、野菜。この3点セットが典型的なキューバ料理の付け合わせっぽいです。
メインはエビ。久しぶりにちゃんとしたエビが食べられて幸せでした。ソースもちゃんと美味しい。
夕暮れには高台から街を。
街の中心部の広場。
ガイドブックとかによくあるアングルの塔の写真。
広場の前はWiFiスポットなので観光客でごった返してます。
街の雰囲気は良い感じ。
どちらもコロニアル調という点ではメキシコのグアナファトと近いですが、町の雰囲気だったり色使いだったりは全然違う。
夜になるとトリニダではだいぶ灯が無くなります。カサのベランダから星が綺麗に見えました。
翌日は乗り合いバンでハバナに帰還。車の整備が微妙で乗り心地が余り良くなかった代わりに目的地まで直接行ってくれるので5時間くらいで着きました。
今回はハバナの旧市街ではなく新市街に宿泊。ここでも適当にカサをノックして空き部屋があるかを聞きながら宿を探しました。いい感じの宿に30ドルで泊まれてQOL上がりました。
新市街はまた旧市街と違ってかなりモダンな雰囲気。建物もいわゆる普通の現代の見た目のものが多かったです。
ただ信号があまり整備されていない部分があるので大きめの通りを無理やり渡らないといけない場面がいくつかありました。
というわけでしばらく歩いて革命広場へ。政府機能が集まってるエリア。
皆でチェ・ゲバラと写真撮影。
ハバナ大学にも寄りながら
冬休み旅行最終日の夜ご飯。このノンアルコールモヒートカクテルみたいのがめっっっちゃ美味いです。日本にも欲しい。
結構ちゃんとした雰囲気だけど値段はリーズナブル。
ここでも魚を頂きました。アメリカに行くと肉と油と生野菜生活です。
食後はしばらく歩いて有名らしいアイスクリーム屋さんへ。
シナモンみたいな謎の粉がかかってて好き嫌い分かれそうですが基本的には美味しい。ただ、地元用の店と観光客用の店が完全に分かれているっぽくて、地元民がたくさん並んでいる所に行こうとすると「あなたたちはこっちだよ」と勝手に案内されます。そこまでしなくてもいいだろ・・・。とか思いますがこれがキューバの外貨獲得の手段なので何とも。
ただキューバも社会主義とは言え最近はカサやレストランなど自営業も緩和されつつあるし、観光地とそれ以外での格差だったり地域内での格差だったりもこれから広がってきそう。そうなったときに今までの体制がどうなっていくのかが見ものです。
大きな変化の最中であろうキューバ、この時代に足を運べたのは意味があることだったと思います。
というわけで、これで冬休み旅行編終了。今まで10日くらいの期間での旅行は何回かしたことがありましたが、2週間の旅行は最長記録な気がします。
アメリカ留学中にメキシコとキューバ行けて本当に良かったと思ってます。またまとまった時間がある時に絶対中南米横断はします。
勝手に旅の終わりを感じてエモくなって空港で写真撮影会。
さよならキューバ。