冬休みメキシコ旅行グアナファト編
前回の都市、グアダラハラから、バスで東へ進み、グアナファトへ。実はグアナファトは世界の年の中でも自分が最も行きたかった都市の一つでした。グアダラハラのバスターミナルの様子がこんな感じ。
同じ会社のバスがずっと遠くまで一気に並んでます。他の会社もあることを考えると、この時点では人生で見た中で最大規模のバスターミナルでした(メキシコシティでまた更新されます)。
今回使ったのはプリメラプラスというメキシコの中ではグレードが高いらしいバス会社。でも安い。3,000円とか4,000円くらいしかかからなかった気がします。
折り畳み式のフットレストがついていて、ちょっとした映画や音楽が視聴できるモニターもあります。席も飛行機とかよりよっぽど広いです。しかも飲み物と小さいパンももらえます。最初にメキシコのバスと聞いて舐めてましたが、めっちゃ環境良いです。日本の長距離バスも見習ってほしい。
バスで走っている間に外の景色を見ると、テキーラの原料のアガベが大量に栽培されていたり。
牛が放牧されていたり。移動中の外の景色が見れるのがバス移動や電車移動の良いところ。メキシコバス旅、オススメです。
そんなこんなで4時間くらいかけてグアナファトのバスターミナルに到着。
日本人観光客がメキシコの中では多いようで、日本語の案内がありました(でも日本語を見たのはここだけ)。
グアナファト自体は小さな都市なので(一応グアナファト州の州都らしいですが)、バスターミナルも割とこじんまりとした感じ。
宿に着いた後は、移動で疲れた体を休めて暗くなってから街の散策に繰り出します。この日の最終目的地はピピラの丘と呼ばれる高台。町が一望できる人気スポットです。
広場付近には謎の家オブジェが。
スタバも溶け込んでてオシャレ。
途中のチュロス屋さんでおやつにキャラメル味のチュロスを食べました。ディズニーとかで売ってるのとは違って、真ん中に空洞がある太めのチュロスでその空洞に甘いソースを注入して出してくれます。めちゃ甘。
長い坂や階段を息切れしながら上がります。ちなみに高度は2,000mを超えているので、低酸素状態でトレーニングしてる感じ。
そんなこんなでついに到着です、ピピラの丘。
ピピラのオブジェ。でも目的はこれではなく・・・。
こっち!
町の灯が点々として絶妙にキレイ。写真だと全然伝わらない気がしますが、眼前にバーって広がる様は圧巻。ちなみにピピラの丘からの景色は夜バージョンと昼バージョンがあります。昼バージョンは翌日。
丘を下った後は広場付近の店で夜ご飯。
苺マルガリータ。テキーラベースのカクテルがもともと好きなので、色んな種類がトライできるのは楽しい。
グアカモレ(アボカドペースト)とチップス。
肉とかチーズ、野菜の鉄板焼き。量がすごい。
ちなみにこの上に乗ってる緑色の物体、サボテンです。人生で初めて食べました。中身がヌルヌルしてて正直あんま美味しくないです。
翌日はピピラの丘昼バージョンと市場、街の散策など。
町のシンボルの一つでもあるグアナファト大学。こういうところに短期で語学留学できたら楽しそう。個人的にこの町の雰囲気がものすごく好きで留学とかできるならしてみたいです。ただ半年以上いるのはさすがにやることが無さ過ぎて退屈しそう。
広場近くの聖堂。
ピピラの丘、今回は足が筋肉痛だったので課金してケーブルカーで登りました。
ピピラの像、昼版。
丘から見る景色、夜は灯が広がる景色でしたが昼間はこんな感じ。コロニアル調の町が広がる様子が一望できます。
自分の中では今まで見た景色の中でも一、二を争う良さ。写真だとしょぼく見えるのが本当に悲しい・・・。
帰りはケーブルカーを使わずに昨日とは違うルートで下りました。
小道の飾りつけが可愛い。
町を散歩しながら市場へ向かいます。
教会の中。グアナファト大学の敷地の中?にあった気がする。
市場の様子がこれ。時間が早めだったこともあって、グアダラハラに比べて閉まってる店が少し多め。
日用品が売ってる店もあったり。
お土産を買ったりした後、市場の食事セクションでお昼ご飯。
ブリトー。日本では発音が「ブリトー」だけどスペイン語だと「ブリート」。
ローカル食堂的な雰囲気。
腹ごしらえをしたらまた散策。
町のど真ん中でスケート。気温が高いので機械使って無理やり冷やしてました。
建物の間から見える景色。
カラフルな町並みがほんとキレイ。
実はグアナファト、町自体が世界遺産に登録されてるんですが、見る場所自体はそこまで多くありません。夕食まで時間を持て余してブラブラしてると、突然音楽隊に遭遇。
やることが盛りだくさんな観光も楽しいですが、のんびりと時間を贅沢に使える旅もたまには大切なのです。
夕食前のおやつに市場のドライフルーツ屋さんへ。不思議な味で最後まで正体が分からなかったフルーツもいくつか。
市内の劇場は夜になるとライトアップされて、劇場前の通りでパフォーマーが色々やったりしてます。
最終日は朝ごはんを食べてまたもやバスでメキシコシティに向かいます。
この日の朝ごはんは町で評判が良いらしいストリートフード。
地元の人で賑わってました。
タコスと
ゴルディータという食べ物。豆と辛いソースと肉とか卵とか。
ご飯を食べている最中にメキシコ人のおばちゃんに話しかけられて、1時間くらいずっと話してました。十分にコミュニケーションが取れるわけでもないのに図太くスペイン語で話しかけてくるおばちゃん、すごい。
これでグアナファト編終了。ずっと行きたかった世界遺産の町を訪れることができました。次回はメキシコシティ編。人口も多い巨大都市で、街の雰囲気も一気に変わります。